自分語りを始める前に、僕のことについて整理する。

僕は現在26歳のゲイだ。
当然男で、恋愛対象もセックスの対象も男の同性愛者ということだ。
こころのあり方も「男」で、女性になりたいという願望はない。
「男として男を愛したい/愛されたい」これが基本スタンス。

続いてよく聞かれるのがセックスの立ち位置 。
男役か女役か、つまりタチかネコかどっちかと言えば、
僕はネコだと思う。
僕は、男らしい男の人が好きだし、抱かれるよりも抱かれたい。
だから僕はネコなんだと思う。

出身は地方の田舎町で、幼少期は親の転勤のため都市部で暮らしていた。
中学生になる頃に再び生まれた土地へ戻り、大学で再度都会へ出る。
就職では再び実家に戻り、三年間会社勤めした後、転職してまたまた都会へ出てくる。

このように僕はこれまで何度も地方と都会を行ったり来たりして過ごしてきた。
だから、地方と都会のそれぞれの良し悪しについては心得ていると思う。
僕が今現在都会で暮らしているのは、
僕にとっては都会の方が暮らしやすいと判断したからだ。
家族や知人などの近しい人間がいない土地の方が、
ゲイとして生きるには心地いいと思った。

だいたい以上のことが、現在までの僕の簡単な経歴だ。